SR30-M2-D1 ClassA デジタル日射計

Class A 日射計 ヒーターおよび傾斜センサー付属

次世代の日射計測へようこそ! デジタル日射計SR30-M2-D1は、最高精度のデータを提供します。独自技術であるヒーターと内部循環型ファン(RVH™)を使用して、SR30は従来の通風システムを備えた日射計よりも優れています。 SR30は、PVシステムのパフォーマンス監視および気象観測網で使用するための理想的な日射計です。 180°の視野角から平面が受ける日射量をW /m²で測定します。 SR30は、ISO 9060spectrally flat Class A(以前の「セカンダリースタンダード」)日射計です。 最高の測定精度が要求される場合に使用されます。 SR30-M2-D1には、競合する日射計に比べていくつかの利点があります。

仕様
計測項目
  • 高精度な日射量の測定
ISO 9060:2018 クラス
  • spectrally flat Class A(セカンダリースタンダード 二次準器)
IEC 61724-1:2017 規格
  • Class A
製品についてのご質問

仕様

計測項目
  • 高精度な日射量の測定
ISO 9060:2018 クラス
  • spectrally flat Class A(セカンダリースタンダード 二次準器)
IEC 61724-1:2017 規格
  • Class A
使用用途
  • 気象官署、太陽光発電モニタリングおよび制御、気象学 / 気候学 、その他
ヒーター
  • ヒーターと内部循環ファン (RVH Recirculating Ventilation and Heating)
出力
  • Modbus RS-485
WMO パフォーマンスレベル
  • high quality
校正の不確かさ
  • < 1.2 % (k = 2)
センサー状態モニター
  • 内部温度、センサー傾斜角、内部ファン回転数、湿度、気圧
傾斜角測定精度
  • ± 1 ° (0 to 90 °)
ヒーター
  • 内蔵
通風ファン
  • 内蔵
独自技術
  • ヒーターと内部循環型ファン (RVH™)
標準モード
  • ヒーター及びファンの連続運転
消費電力
  • < 3 W at 12 VDC
ゼロオフセット
  • < 2 W/m²
キャリブレーション
  • WRR ISO 9847準拠
波長範囲
  • 285 to 3000 x 10⁻⁹ m
使用温度範囲
  • -40 to +80 °C
温度応答特性
  • < ± 0.4 % (-30 to +50 °C)
機器個体の温度応答試験
  • 試験成績書 各機器に同梱
機器個体の方向特性試験
  • 試験成績書 各機器に同梱
機器個体の傾斜センサー試験
  • 試験成績書 各機器に同梱
標準ケーブル長
  • 5 m
電源電圧範囲
  • 8 to 30 VDC
ゼロオフセット a
  • 5 W/m² (通風無し 節電モード)
消費電力
  • < 0.1 W at 12 VDC (節電モード)
出力
  • 日射量(W/m²)、内部温度(°C)、傾斜角(°)、内部湿度(%) 、ファン回転数
通信プロトコル
  • Modbus
シリアル伝送モード
  • RTU
配線
  • 2線 (half duplex) RS-485
オプション
  • ケーブル長 (10, 20 m)
  • 両側コネクタ付延長ケーブル (10, 20 m)
  • スプリング付水平調整機構 (LM01)
  • ポールマウント(25-40φ用パイプ取付)(TLM01)
  • 水平面・傾斜面架台(PMF01)

詳細

RVH™ テクノロジー

内側と外側のドーム間に加熱された空気を循環させ、外側のドームを加熱することにより、信頼性の高いデータが得られます。ハクセフラックスで開発されたこのRVH™テクノロジーは、結露や結霜を抑制し、メンテナンスの手間や比較的小さな設置面積で、従来の通風システムと同じくらい効果的です。

SR30日射計のドームは、内側と外側のドームの間の領域を換気することによって加熱されます。 RVH™は、ほとんどの熱が外気へ運び去られる従来のドーム外側通風よりもはるかに効率的です。 内部循環通風は、従来の通風に必要な電力が10 Wであるのに対し、3 W未満で結露と結霜を抑制することが可能です。RVH™テクノロジーは、ゼロオフセットの低減化にもつながります。

IEC 61724-1:2017 Class A and B準拠

最新のPVモニタリング・評価の国際規格であるIEC 61724-1:2017では、ClassAレベルにおいてセンサー加熱と通風が要求されます。SR30は特別なオプションを必要とせず、その要求を満たします。

遠隔センサー監視

SR30は日射量のほかに、下記のようなセンサー状態量を出力します。

  • 傾斜角
  • 内蔵ファン回転数 (RPM)
  • 内部湿度
  • ヒーター電流

センサーを遠隔監視することにより、リアルタイムで異常の早期発見が可能となります。

傾斜センサー

SR30は傾斜センサーを内蔵しています。 これは、機器の設置状態を遠隔監視したり、太陽追尾装置でPVシステムを監視したりする場合に非常に実用的です。 センサーは30〜 + 50°Cの範囲でテストされ温度補正後、1°以内の高精度測定を行います。

"Spectrally flat"について

日射計の国際規格ISO9060:2018では、日射計のカテゴリーがClassA、BおよびCと分類されるようになりました。さらに、「Spectrally flat」と呼ばれる新しいサブカテゴリーも追加されています。日射計ユーザーの大多数は、日射計の感度が日射スペクトル対して均一なサブカテゴリーの機器を使用する必要があります(分光平坦性)。 雲が太陽を覆い隠している場合、または計測された日射に反射成分が含まれている場合にも、スペクトル的に平坦な機器のみが高精度で測定します。 これらの状況は、たとえば、部分的または完全に曇り空の下で全天水平日射量(GHI)を測定する場合、PVアレイ面(POA)、アルベド、または正味放射を測定する場合に発生します。 ClassA、BまたはCの日射計で、その感度が日射スペクトルに対して平坦でない場合、快晴条件下でのみ正確な測定できます。

ソフトウェア

SR30-M2-D1には、新しいソフトウェア”Hukseflux SensorManager”が付属しています。 PCとHukseflux社製デジタル日射計およびModbusインターフェースを備えた直達日射計と通信用ユーザーインターフェースを提供します。 このソフトウェアを使用すると、ユーザーは1つ以上のセンサーを見つけて、PCを使用して簡単な測定を実行できます。 Sensor Managerソフトウェアは、USBフラッシュドライブのSR30-M2-D1に付属しています。 https://www.hukseflux.com/downloadsから最新版をダウンロードすることができます。

推奨用途

  • 太陽光発電システムのパフォーマンス監視
  • 気象学などの学術的観測
  • 日射計比較観測用準器

よくあるご質問

日射計の仕組みについて教えてください

なぜ日射計を使うのですか

SR30-M2-D1 ClassA デジタル日射計
SR30-M2-D1 ClassA デジタル日射計
  • RVH™ テクノロジーを用いた高精度計測
  • IEC 61724-1:2017 ClassAおよびB準拠
  • センサーの遠隔監視
  • 各種試験成績書付属
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