NR01 4成分放射収支計

4成分放射収支計

NR01は、熱収支研究を主目的とする4成分放射収支計です。 地表面における放射収支は、

短波放射:太陽光による入射光および地表面におけるその反射光
長波放射:地球と大気からの赤外放射光

に大きく分けることができます。NR01センサーは、上下に短波と長波別個のセンサーがついており、高精度に放射収支を測定することができます。また、短長波上下別個に値を得ることも可能です。

その他の特徴
・結露防止ヒーター内蔵
・水準を高精度に容易に調整することができます。

仕様
計測項目
  • 上向き/下向き 短波/長波放射 放射収支 アルベド
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仕様

計測項目
  • 上向き/下向き 短波/長波放射 放射収支 アルベド
センサー種類
  • ClassC日射計(短波放射計)×2 長波放射計(視野角:150°) Pt100Ω×1
波長範囲(短波)
  • 285 to 3000 x 10⁻⁹ m
キャリブレーション(短波)
  • WRR
校正の不確かさ(短波)
  • < 1.8 %
波長範囲(長波)
  • 4.5 to 40 x 10⁻⁶ m
キャリブレーション(長波)
  • WISG
校正の不確かさ(長波)
  • < 7 %
内蔵温度センサー
  • Pt100
ヒーター
  • 1.5 W at 12 VDC
動作温度
  • -40~80 °C
必要な計測ch
  • 4 x DC電圧(mV), 1 x Pt100
水平調整
  • 2軸調整可能
取付方法
  • 1インチ NPS パイプ(パイプは別途)
標準ケーブル長
  • 10m×2本
オプション
  • ケーブル長:20m
  • 温度センサー(10 kΩ サーミスタ)
マニュアル & ダウンロード

詳細

地表面放射収支4要素を1台で計測

NR01は、地表面放射収支の4要素である下向きおよび上向きの短波(太陽)放射と長波放射を個別に測定します。 短波センサーは日射計、長波センサーは長波放射計と呼称されます。 これらの4つの個別要素から、正味放射量が導き出されます。 天空温度および地表面温度を計算するには、NR01本体温度を疑似黒体とみなしたエネルギー量から補償する必要があります(ステファン-ボルツマンの法則)。 その目的のために、Pt100温度センサーがNR01の本体に内蔵されています。 日照時間は、WMOが承認した計算方法に従って推定できます。

使用方法

NR01放射収支計の使用方法は簡単です。 一般的なデータロガーに直接接続できます。 W /m²の各放射物理値は、電圧出力(mV)を感度で割ることによって計算されます。 長波放射量は、ボディ温度を使用して補正する必要があります。 すべてのセンサーの感度は、製品証明書に記載されています。

より高精度な計測のために

長波放射センサー表面での結露を抑制するために、NR01はヒーターを内蔵しています。ヒーター加熱により表面温度は露点温度より少し高い温度を維持できます。結露防止は、特に夜間における長波放射計測の信頼性向上に必要です。長波放射量測定における太陽光オフセットは非常に低いです。 NR01放射収支計は、2対の同一センサーを備えたモジュラー設計です。機器を分解して個々のセンサーを簡単に交換し、同じ手順を使用してそれらを再校正することができます。このような機能により、NR01放射収支計は地表面フラックス研究分野で人気があります。さらに、NR01の取付方法は実用的です。競合モデルよりもはるかに軽量で、2軸レベリングアセンブリが含まれています。レベリングアセンブリは、1インチのNPSパイプに適合します(パイプの推奨外径は33.4×10⁻³mです)。 NR01に含まれているNR01シムでは、3/4インチのNPSパイプにも使用できます。

推奨用途

  • 地表面放射(エネルギー)収支研究
  • フラックス計測
  • 気候学的観測地点
NR01 4成分放射収支計
NR01 4成分放射収支計
  • 低価格高品質
  • 長波放射センサーの結露防止により夜間データの信頼性向上
  • 高頻度な短波センサーの再校正が可能
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