IR02 長波放射計(赤外放射計)

ヒーター付長波放射計

IR02、長波放射(赤外放射)のみをフィルターを通すことにより測定します。

ヒータがついているので、結露を防止して夜間の長波放射(赤外放射)も正確に測定することができます。

仕様
計測項目
  • 長波放射量(赤外放射量)
その他測定項目
  • 天空温度 , 表面温度
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仕様

計測項目
  • 長波放射量(赤外放射量)
その他測定項目
  • 天空温度 , 表面温度
出力係数 (典型値)
  • 15 x 10⁻⁶ V/(W/m²)
波長範囲
  • 4.5 to 40 x 10⁻⁶ m
視野角
  • 150 °
応答速度(95%)
  • 18秒
使用温度範囲
  • -40 to +80 °C
感度の温度依存性
  • < ± 3 % (-10 to +40 °C)
キャリブレーション
  • to WISG
温度センサー
  • Pt100
ヒーター
  • 12 VDC, 1.5 W
ケーブル長
  • 10 m
オプション
  • ケーブル延長(5m単位)
  • IR02-TR 4-20 mA 出力
マニュアル & ダウンロード

詳細

経済性と精度のバランス

IR02は、約150°の視野角から、平面が受ける長波または遠赤外線をW/m²で測定します。 長波放射は、太陽から放射されない放射の一部です。 IR02の実際の視野角は理想的な180°ではありません。 この視野の縮小により、精度の低下が比較的小さい一方で、魅力的な価格レベルで機器を提供することが可能になります。 IR02には、4.5~42 x10⁻⁶mのフィルターがあり、昼夜の計測に適しています。

運用方法

IR02は高感度です。 一般的なデータロガーで十分な入力信号があれば、測定の不確かさに寄与しなくなります。 IR02にはオンボードヒーターが搭載されています。 加熱により、感部での結露が防止されます。結露が発生すると、非常に大きな測定誤差が発生します。

IR02の使用は簡単です。 一般的に使用されるデータロギングシステムに直接接続できます。 W /m²単位の放射量は、小さな電圧であるIR02出力を感度で除算し、センサー自体による放射を考慮して計算されます(Stefan-Boltzmannの法則)。 センサー感度は、個々の機器に提供されます。

推奨用途

  • 一般的な気象観測システム
  • 気象観測網
  • 農業分野における霜害監視ネットワーク
IR02 長波放射計(赤外放射計)
IR02 長波放射計(赤外放射計)
  • 高感度
  • ヒーター内蔵(結露による計測誤差抑制)
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